【10】補足記事

 ここでは補足事項を想定Q&A集として記します。

Q1  旧「東大向け標準レベル教程」から「CS講座(個別指導/網羅型)」への移行経緯について教えてください

  1. 旧「東大向け標準レベル教程」では,ご入会時に学力審査をしておりませんでした。しかし一方で,東大向け教程ですから,妥協のないレベルで講義を行っておりました。そのため,中にはこれを十分に消化することができない人もおりました。
  2. そこで,講義用教材の修得が難しい人に関しては,講義はいったん参考程度にとどめ,まず基本的な参考書やプリントを個別に指定し,毎週学習確認を行うという方法でフォローしてまいりました。
  3. この基本学習のフォローは大変好評で,その結果,多くの人が基本を習得し,オリジナル予想問題を数多く含む講義用教材を順調にマスターできるレベルにまで力をつけ,東大など難関大学に合格してきました。非選抜クラスからも多くの難関大合格者が排出されてきた秘密は,この徹底した基礎のフォローにあるのです。
  4. このように,初歩の段階では高度な一斉授業よりも,基本事項の習得に最優先で専念するほうが効率的なのは明らかですので,今回,個別指導形式で受験の必須事項を早期に学んで頂く形となりました。
  5. もちろん,学習が一定程度進めばこれまで同様,高度な講義用教材を投入することも,東大グランレシアコース(旧東大向け発展レベル教程)に進級することもできます。
  6. 従いまして,この移行措置によりこれまでのメリットが損なわれることは全くありません。それどころか,個別対応を強化したメリットが加わります。

Q2 学生講師では力量不足ということはないですか?

 CS講座(個別指導/網羅型)では,選び抜かれた教材を用いて基本事項を学習し,その成果を確認することを最優先させております。従いまして,講師は高度な事項を教えるというよりも,学習を管理するインストラクターとしての位置付けとなっております。その限りにおいて,十分な能力を有しているとお考えいただいて差し支えありません。
 また,講師は難関受験のツボをしっかり学んだ凰籃学院出身者や,都内有名大学から厳選しており,しかもすべての講師は数学力必須の選考(数学受験で大学合格/当学院独自採用試験に合格)により採用されていますので,十分作業能力はありますし,各受講生の教程は当学院が管理しています。学生講師に講座を任せっきりにすることはありません。
 さらに講師で対応不可能な高度なご質問があった場合には,電話,メール,会員専用質問フォームなどにより,当学院が直接対応するシステムとなっております。講師には当学院から厳格な作業指示が出ているほか,ご家庭宛てに詳細な指導報告書を作成させておりますので,講師の作業能力は十分にご確認いただけると思います。
 学生講師の導入は,人件費を削減し低廉な受講料を実現するための方策として行っているものでありますが,上記のように,十分なシステム上のバックアップがあり,また目を瞠らんばかりの学習成果が出ておりますから,ご心配なくご受講ください。

Q3 どうして個別指導なのに受講料がこんなに安いのですか?

 受講料を下げるため,効力を損なうことなく以下の方法を導入しているからです。以下の点にご理解とご協力をお願いいたします。

  1. 十分なバックアップシステムをご用意した上で学生講師を採用しています
    上記のように,講師は学習を監督するインストラクターとして位置付け,教程設定や高度なご質問対応を当学院本部が担当することにより,人件費を削減しております。
  2. 完全なマンツーマンでなく1クラス3〜6名としています
    家庭教師でもそうですが,生徒がその場で覚え,または問題を解いている間,講師に時間的余裕ができます。これを利用して複数人への対応を可能としています。
  3. 無駄な空席を作らないよう配慮しています
    通常,個別指導の受講料が高いのは,マンツーマンであることのほかに,生徒が受講日・受講時間を選べるようにするため,生徒数を大幅に上回る数の席を用意しているためです。この点で,CS講座(個別指導/網羅型)では,座席を,受講生数をわずかに上回る程度にとどめ,クラス分け試験の成績によってご希望のコマに配置する形をとっています。その分,成績によってはご希望のコマをご受講いただけないこともあるわけですが,現状ではほとんどの受講生が,安定的に決まったコマに希望を出されますので,成績が上位8割以内であればほぼ第一希望のコマをご受講頂ける状況となっております。

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